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glossary · しせんゆうどう
視線誘導
視線誘導とは、紙面や画面で最初に見る場所、次に読む情報、最後の行動をつなぐ設計です。決まった型へ当てはめず、大きさ・配置・色・余白から順番を作ります。
視線誘導とは、読む人の目が紙面や画面をどの順番で進むかを、作り手が設計することです。
駅の案内なら、まず行き先、次に番線、最後に矢印が見えると動けます。三つとも同じ大きさで離れていれば、立ち止まって探すことになります。これは「最初・次・最後」を考える例で、すべての紙面を駅の標識と同じ順にすべきだという意味ではありません。
先に決める3地点
- 最初。 何の案内かを一目でつかむ場所
- 次。 判断に必要な説明や条件を読む場所
- 最後。 申込、来店、保存など、次の行動が分かる場所
この三地点を決めたあとで、大きさ、置き場所、色、余白を使ってつなぎます。矢印は必要な場合の補助であって、最初から足すものではありません。
読み方は一つに固定できない
横書き、縦書き、スマホ、ポスター、写真の向きでは、目の進み方が変わります。「人は必ずZ型で読む」のように一つの型へ固定せず、実際の内容と媒体で確かめます。顔写真や動きの向きも手掛かりになりますが、順番を保証するものではありません。
余白灯舎の「見える灯」が照らすのは、こうした視線の現在地です。正しい道を自動で作るのではなく、どこで迷っているかを見つけます。
よくある誤解
「矢印を描けば視線誘導になる」という誤解です。矢印が何本も必要なら、情報の大きさや配置が競っている可能性があります。まず三地点の優先度を整え、最後に必要な矢印だけを残します。
30秒で試す
手元の一枚を誰かに五秒だけ見せ、「最初に何が見えた? 次は?」と聞きます。答えが予定と違えば、最初・次・最後のうち一地点だけを直して、もう一度確かめます。
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